心房細動について
心房細動とは ~放置すると脳卒中、心不全を招くことも~
心房細動それ自体では、命に係わるものではありませんが、「脳卒中」、「心不全」を招くことがあり注意が必要です。 早く気づくために、他の疾患のある方、健康診断での指摘などは放置せずに医師に相談しましょう。
症状
「動悸」「息切れ」「脈の乱れ」「血圧低下」「なんとなく脈がおかしいと思う」、「胸のあたりに違和感がある」などがありますが、自覚症状にはかなりの差があり、気付かないことも多くあります。
また、脳梗塞を発症して、初めて心房細動があることがわかるという場合もあります。
原因
・他の病気が原因:高血圧、心不全、心筋症、弁膜症、糖尿病、甲状腺機能異常
・生活習慣が原因:ストレス、飲酒、運動、睡眠不足、過労など
・加齢:一般的に65歳以上に多く発症するといわれています
ただし、心房細動を発症する患者さんは基礎心疾患がない方も多く、原因がはっきりしないことも多いのです。

心房細動の合併症 ~血液がよどんで血栓ができ脳梗塞を引き起こす~
脳梗塞
脳の血管に血栓(血液の塊)がつまる「脳梗塞」(心原性脳塞栓症)です。
特に、心房細動によって起こる脳梗塞は大きな梗塞巣となることが多く、半身麻痺などでQOLを低下させたり、命に係わってくることもあります。

●心原性脳塞栓症の危険性が高い人
-かつて心原性脳塞栓症を起こしたことのある人
-心不全
-高血圧
-糖尿病
-75歳以上の人
心房細動が48時間続くと脳梗塞のリスクが高まるといわれています。
心不全
脈が速い状態が続き、心臓に大きな負担がかかります。また心臓から充分な血液を送り出すことができなくなってしまい「心不全」を起こしやすくなります。心不全についてはこちら