よくある質問

よくある質問にお答えします。

※ご質問に対する回答はあくまで一般的事項についての記載になります。
※個々の症例や詳しいことについては、専門医に相談してください。
治療編
→ 心臓病は治療で完治するのでしょうか?
→ 狭心症・心筋梗塞にはどんな治療があるのでしょうか?
→ 治療にはいくらかかりますか?
→ 治療には保険が適用されるのでしょうか?
→ 治療後に定期的な検査があるのでしょうか?
→ 治療後に再発する可能性はありますか?
→ 冠動脈インターベンションと冠動脈バイパス術、選択基準はありますか?
→ ステントを体内に留置しても大丈夫ですか? また治療後、気をつけることはありますか?
→ 狭心症・心筋梗塞の治療後は以前のような生活ができますか?
→ ステントには薬が塗ってあるものとそうでないものがあると聞いたのですが、どう違うのですか?
→ ステントを入れると、薬を飲まなければならないと聞いたことがあるのですが、どのような薬ですか?
→ カテーテル治療後に薬を飲みつづけていますが、いつまで飲めばいいのでしょうか?
→ 狭心症や心筋梗塞は薬の服用で治すことはできますか?
→ 狭心症・心筋梗塞の治療を受けるとどれくらい入院するのですか?
→ 狭心症・心筋梗塞の治療後は、運動はできますか?
→ カテーテル治療はどれくらい時間がかかりますか?
→ カテーテル治療は痛いですか?
心臓病は治療で完治するのでしょうか?
医療技術のめざましい進歩により、完治できる例は増えています。しかし、治療後のリハビリテーションや、普段からバランスのよい食事、適度な運動などといったハートケアが何より大切です。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
狭心症・心筋梗塞にはどんな治療があるのでしょうか?
代表的な治療法として、(1)開胸の必要がなく、体への負担が小さい現在主流の治療法である「冠動脈インターベンション」、(2)開胸手術による治療で再発リスクの低い「冠動脈バイパス手術」、(3)症状をやわらげ、悪化と再発を予防する「薬物治療」が挙げられます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
治療にはいくらかかりますか?
平均的な治療費用として、冠動脈インターベンション:約180~250万円、冠動脈バイパス手術:約220~400万円程度といわれています。保険適用の対象となります。
治療には保険が適用されるのでしょうか?
冠動脈インターベンションや冠動脈バイパス手術には健康保険が適用されます。また、医療費の自己負担額が高額になると、一定の金額を超えた部分が払い戻される「高額療養費制度」があります。(詳細は健康保険組合や市町村にお問い合わせください。)
治療後に定期的な検査があるのでしょうか?
例えば冠動脈インターベンションの場合、ステント治療を受けた後の注意点として、留置したステントに血栓が付着しないように、血栓をつくりにくくする薬が処方されます。その際、薬の副作用が起こりうるため、飲みはじめの2ヶ月間は2週間ごとに病院で血液検査を受けることになります。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
治療後に再発する可能性はありますか?
冠動脈インターベンションの場合、血管壁の傷を修復しようとするはたらきが過剰となり、再狭窄を起こす場合があります。しかし、医療技術のめざましい進歩により、治療による身体的負担や再狭窄とそれに伴う再治療の可能性は減っています。また、冠動脈バイパス手術でも、動脈硬化になった冠動脈はそのまま残ります。手術後も、動脈硬化が進行して心臓病が再発しないよう、生活、食事に注意し、定期的な診察を受けましょう。
冠動脈インターベンションと冠動脈バイパス術、選択基準はありますか?
最近は冠動脈インターベンションが主流ですが、3本の冠動脈がすべて詰まった場合や、腎臓が悪い場合、糖尿病を併発している場合は、冠動脈バイパス術の可能性が高くなります。治療の方針は主治医とよく相談することが重要です。
ステントを体内に留置しても大丈夫ですか? また治療後、気をつけることはありますか?
ステントを留置することで、拒否反応を起こす心配はほとんどありませんが、金属アレルギーの人は使わないほうがよいでしょう。
また、ステントが体内で錆びる心配はありません。
治療後は血栓ができるのを防ぐ薬が処方されますので、ご自分の判断で服用をやめたりせず、必ず医師の指示に従い服用してください。この薬は副作用が起こることもあるため、検査通院も必要です(血液検査を行います)。また脱水になると血栓ができやすくなるため、水分をこまめにとるように心がけましょう。もちろん、その他の病気の予防も大切です。
狭心症・心筋梗塞の治療後は以前のような生活ができますか?
医師の指示に従い、生活習慣を見直せば、日常生活や旅行のみならず、スポーツも楽しめます。ただし、血栓ができやすくなっているため、医師の許可があるまで激しい運動や脱水を起こしやすいサウナなどは避けてください。
ステントには薬が塗ってあるものとそうでないものがあると聞いたのですが、どう違うのですか?
ステントには『薬剤溶出ステント』と呼ばれる、薬が塗られたステントと薬が塗られていない『ベアメタルステント』があります。薬剤溶出ステントには、ステント治療を行った後、再び血管が狭まってしまうこと(再狭窄)を抑制する薬剤(免疫抑制剤または抗がん剤)が塗られています。ベアメタルステントでは再狭窄率が30%程度であったのに対し、薬剤溶出ステントでは、再狭窄率を10%以下に抑えることが出来ると言われています。薬剤溶出ステントとベアメタルステントでは治療後の服薬にも違いがあります。ベアメタルステントと比べ、薬剤溶出ステントは再狭窄を抑制することで、ステント留置により傷ついた血管と留置したステントが新しい組織で覆われるのが遅れ、そこに血液のかたまり(血栓)が付着するリスクが高いと言われています。そのため、血栓が出来にくくする抗血小板薬の服用期間は薬剤溶出ステントの方が長くなります。どちらのステントを使用するかは、それぞれのステントのメリット、デメリットを十分考慮した上で決定します。
ステントを入れると、薬を飲まなければならないと聞いたことがあるのですが、どのような薬ですか?
ステント治療を受けられた患者さんは、血液のかたまり(血栓)がステントに付着し、血流を遮断してしまわないように、抗血小板薬というお薬を飲む必要があります。通常、患者さんには、アスピリンと、塩酸チクロピジンまたは硫酸クロピドグレルの2種類の抗血小板薬を飲んでいただきます。抗血小板薬の服用を患者さんの判断で中止してしまうと大変危険ですので、必ず医師の指示に従って服用してください。
カテーテル治療後に薬を飲みつづけていますが、いつまで飲めばいいのでしょうか?
塩酸チクロピジンまたは硫酸クロピドグレルは最低でも3~6ヶ月、アスピリンは生涯服用していただくことが望ましいとされています。ただし、この服用期間はあくまで目安であり、いつまで薬を服用いただくかは、治療した内容、患者さんの状態などによって異なります。大丈夫だからと自分で判断せずに、必ず医師の指導に従ってください。
狭心症や心筋梗塞は薬の服用で治すことはできますか?
狭心症は初期の段階であれば、薬の服用で抑えることができます。ただし、症状が進行している場合、薬を飲むことで、一時的に症状を和らげることはできても、狭心症を治すことはできず、カテーテル治療やバイパス手術が必要となります。急性心筋梗塞は、心臓に全く血液が行っておらず、心筋(心臓の筋肉)が死んでしまう状態ですので、すぐにカテーテル治療か血栓溶解療法が必要です。
狭心症・心筋梗塞の治療を受けるとどれくらい入院するのですか?
カテーテル治療を受けた場合は、2~3日、長くても一週間程度です。パイパス手術は、7~25日程度といわれています。ただし、患者さんの症状や回復状況によって異なります。
狭心症・心筋梗塞の治療後は、運動はできますか?
カテーテル治療の場合は、1ヶ月程度は激しい運動を避けることが望ましいです。バイパス手術の場合も、体力的に可能であれば早期に運動をしても問題ありません。いずれも、医師の許可が出た後は、これまでと同じように運動を楽しむことができます。むしろ、ウォーキングや水泳など軽く汗をかく程度の運動は再発を防止するため、積極的に実施するほうが良いでしょう。いつから始められるかは、必ず医師と相談しましょう。
カテーテル治療はどれくらい時間がかかりますか?
治療箇所の病気の程度にもよりますが、数十分~2時間程度です。カテーテルを挿入する部分のみの局所麻酔ですので、患者さんは意識がある状態で治療をうけます。会話をすることもできます。
カテーテル治療は痛いですか?
治療中の痛みは殆どありません。最初にカテーテルを挿入するときの局所麻酔の痛みと、治療中にバルーンなどを膨らませるときに狭心症のような痛みがあることがあります。また、カテーテル治療は血管内に造影剤を注入し、血管の様子を見ながら治療を行いますが、この造影剤を注入した際に、体が熱くなる感覚がある場合があります。