ニュース

ハートのつぶやき~毒にも薬にも!?適量が肝心!

2008年10月01日

いよいよ秋も深まり、少しずつ紅葉が楽しめる時期になってきましたね。食欲の秋とはよくいいますが、秋風に吹かれながら、日本酒を頂くというのもおつなもの。実は10月1日は「日本酒の日」。ここでちょっとお酒について。

“酉”は「トリ」と読まれていますが、もともとは酒壷の形をあらわす象形文字で、昔は“酉”だけで酒を意味していたそうです。中国古代の天文学、暦学から生まれた十二支は、日・時刻・方位など順序を表す記号で、月にも使われていました。日本では十二種の動物で表されていますが、十二支の10番目にくるのが“酉”。この月に、穫り入れたばかりの新穀を使い、酒造りを一斉に始めたのが10月。そこから「酒の月」とされ、かつては10月から翌年の9月までを酒造年度としていたそうです。

この日本酒と心臓病の関係ですが、狭心症や心筋梗塞を引き起こす動脈硬化は、コレステロール値が高くなることによって促進されますが、コレステロールには、悪玉(LDLコレステロール)と、善玉(HDLコレステロール)の二種類があり、このうち悪玉は、全身にコレステロールを運ぶ働きをもちます。それと反対に善玉には、血管や組織に溜まったコレステロールを肝臓まで運び、処理するという働きがあります。

悪玉が増えすぎると動脈硬化が起こりやすくなりますが、善玉の方が増えれば、総コレステロール値が高くても、動脈硬化にはなりにくいのです。この善玉コレステロールが、日本酒に含まれる成分によって増えるということが、数々の研究から明らかになっています。一部の調査では、お酒をまったく飲まない人よりも適量を飲む人のほうが狭心症や心筋梗塞など動脈硬化性の心臓病になりにくいというデータも。とはいえ、「百薬の長」も、ほどほどが肝心。節度を守って飲みましょう。

【適正飲酒の十カ条】
1.談笑し 楽しく飲むのが基本です
2.食べながら 適量範囲でゆっくりと
3.強い酒 薄めて飲むのがオススメです
4.つくろうよ 週に二日は休肝日
5.やめようよ きりなく長い飲み続け
6.許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
7.アルコール 薬と一緒は危険です
8.飲まないで 妊娠中と授乳期は
9.飲酒後の運動・入浴 要注意
10.肝臓など定期検査を忘れずに

■関連リンク:
適正飲酒の十カ条
http://www.arukenkyo.or.jp/

日本酒と健康
http://www.takashimizu.co.jp/enjoy/health4.html

日本酒雑学
http://www.sakejapan.com/sake-info/sake-info14/1001.html

>> ハートケア情報委員会 >> ニュース>> ハートのつぶやき~毒にも薬にも!?適量が...