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脂はアブラでも、からだにいい魚の脂

2009年04月01日

入学式に、入社式と、桜の木の下で、めでたく人生の門出を祝い、歓迎会にわくこの季節。和食に欠かせないのはやはり、“生”でも“焼き”でも“煮”でもいけるおいしいお魚。

今月の13日は“水産デー”。1901年のこの日、旧漁業法が制定されたことにちなんで、1933年の5月に制定されました。

“同じ脂なのに、どうしてお魚だといいの?”とは誰もが疑問に思うところ。ハートケア情報委員会のドクターズコラムでもよく出てくる不飽和脂肪酸には、善玉コレステロール(HDL)を増やすはたらきがありますが、魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)などは、まさにこの不飽和脂肪酸なのです。しかも、ちゃんと世界で有名な医学論文でも認められているというのですから驚きです。

ハーバード大学など、アメリカのボストンで行われた40歳から84歳までの健康な男性医師22,071人を17年間以上の経過観察にて調査した研究によると、採血検査で、n-3系不飽和脂肪酸が高い男性は、低い男性に比べ、突然死の割合が10分の1であったとのこと。また、日本においては、神戸大学の横山教授らが総コレステロール値250ミリグラム(血清1デシリットル当たり)以上の日本人の男女約2万人を対象にした調査があります。全員にコレステロールを下げる薬を処方した上で、半数の人にEPAを抽出した高純度のカプセル薬も毎日飲んでもらったところ、約5年間の追跡期間中に心臓突然死や心筋梗塞などの心臓病が起きた人の割合は、EPA薬を飲まなかった人では3.5%、飲んだ人では2.8%。EPA薬の服用には、心臓突然死や心筋梗塞などの心臓病のリスクを19%減らす効果があったとのこと。魚の中でもイワシやサバなどの青魚の方がこれらの不飽和脂肪酸がより多く含まれているそうです。その他にも、魚は、タンパク質はもちろん、カルシウム、タウリン、鉄分など栄養満点。

おいしいだけじゃない、魚の心臓への効果。お店に行って、いろいろな魚を見比べながら、選んでみるのもいいですね。

■外部リンク:
日本食品機能研究会
http://www.jafra.gr.jp/usa18.html

カラダカラ
http://www.karadakara.com/dict/byoki/meal/sakana-abura.html

フィッシュワールド
http://www.fishworld.or.jp/index.html

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